身延駅周辺の商店街しょうにん通りの伝説 願い橋と叶い橋【甲信コラボ企画】
ワタクシ的ポイント:
しょうにん通りとは山梨県身延町の身延駅の前を通っている道です。しょうにんとは商いする人の「商人」ではなく、この町にある日蓮宗の総本山、身延山を開山した日蓮上人をはじめとする高僧への敬称を表す「上人」から来ています。
10年ほど前に整備され、通りに面している建物は昔風の白と黒を基調とした瓦屋根・白壁造り、もしくはそれに準じた造りになっています。
山梨県ではこうやって統一された商店街は見かけないので貴重な通りとも言えますが、出来て10年、思ったほど効果が上がっていないようで実際に訪れてみたら空家がポツポツ見られました。
そんなしょうにん通りですが、歩いてみるといろいろ面白いものが発見できます。
▲町並み
まずはコインランドリー。
どこの街にもあるコインランドリーも、こんな造りになっていると仰々しいですね~(^^)
▲コインランドリーも瓦屋根・白壁造り
こちらは薬局。
江戸時代の薬屋っぽくて風情がありますね。中は普通でしたけど(笑)
▲江戸時代から続いているように見える薬屋
自動販売機も白壁造り風になっています。
▲自動販売機・白壁造り
消火のホース格納庫も白壁造り風です。
▲白壁造り風ホース格納庫
通りを歩いているとこんな橋を見つけました。
▲願い橋
▲叶い橋
願い橋と叶い橋。
橋には立札が立っていてその立札にはこの二つの橋の伝説が書かれていました。
▲立札
母親の病気をもつ若者が桑柄川の橋の上である僧侶に会いました。僧侶から薬をもらって宮沢川の近くに生えていた南天の木で箸を作ってその箸でお粥を食べされるように言われてた若者は、僧侶の言うとおりに行って身延山で祈りを捧げたところ、母の病気が治ったそうです。
その桑柄川の橋が願い橋、宮沢川の近くの橋を叶い橋と言われたそうです。
こういう伝説は歩いてみないと分からないところですね~。
因みに、ここのしょうにん通りにある身延まんじゅうのお店は県内でも人気のお店です。訪れたらご賞味あれ(^^)
▲噂のみのぶまんじゅう屋
場所とワタクシ的駐車場:
山梨県身延町 身延駅周辺
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