松葉杖を供養する奇祭 しもべおんせんまつり(身延町)
ワタクシ的ポイント:
山梨県には温泉郷と言われる場所がいくつかありますが、武田信玄公の隠し湯として知られているのがこちらの下部温泉郷(しもべ温泉郷)です。合戦で負った傷を治す湯治湯として古くから親しまれています。
▲しもべ温泉郷
そのしもべ温泉郷で毎年5月に松葉杖供養を行う一風変わった催しが行われます。松葉杖をついた湯治客が全快していらなくなった松葉杖を、温泉郷内にある熊野神社に感謝を込めて奉納しています。その奉納された杖をお焚き上げして供養する奇祭です。
お焚き上げは夜の7時過ぎに行いますが、この日は「しもべおんせんまつり」という事で昼からお祭りが行われます。
お祭りの場所は、湯之奥金山博物館。砂金採りの体験ができるということで、以前金の高騰した時に一躍時の人となった博物館です。(金山博物館の記事を読む)
博物館の駐車場に屋台などが出ています。地元の子どもたちがたくさん来ていました。
▲会場の様子
▲富士川ラフティングのボートもありました。
この年(2012年)はマジックショーが行われていました。
▲ゴルフ引田さんのマジック
▲山梨の若手マジシャン、水野翔さんのマジック
▲風船食べてます(笑)
▲剣を刺すマジックもありました。
猿田彦による餅まきが行われました。投げるだけでなく、竿に餅を吊るしたりしてたくさん撒かれました。
▲餅まき
▲餅が飛んできたのでたまたまゲットしました(^^)
7時前くらいによさこいが行われました。こちらのよさこいチーム「甲斐◇風林火山」は県内でもトップクラスのよさこいチームで東京よさこいなどで大賞を受賞したりしています。
▲よさこい 甲斐◇風林火山
▲かなりの大所帯です。
8時前に松葉杖供養祭が行われます。
猿田彦と神主がお囃子に合わせて登場します。
▲猿田彦登場
神事の後に神主の手によって松葉杖がお焚き上げされます。
▲お焚き上げが行われます。
▲点火!
その後、お焚き上げされている前で、猿田彦の舞が行われます。
▲猿田彦の舞
鏡開きが行われ、お酒が見物客に振舞われました。ワタクシは車なのでいつもながら飲めませんでした(;_;)
▲お酒が振舞われます
最後に花火が打ち上げられました。カメラに入りきらないほど近場で打ち上げられるので迫力あります(^^)花火打ち上げ中は周辺が封鎖されます。金山博物館は奥まったところにあり、終わるまで脱出不可になりますのでご注意を。
▲花火
開催日:
毎年5月 2012年は5月19日 お祭りは昼頃から、お焚き上げは夜8時頃
場所とワタクシ的駐車場:
山梨県南巨摩郡身延町上之平 湯之奥金山博物館
地図で 山梨のなうマップ を表示
湯之奥金山博物館の手前の駐車場と周辺の臨時駐車場があります。
関連記事:
会場となっている金山博物館は砂金採り体験ができます。
(金山博物館の記事を読む)
旅行案内:
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その他:

5月のイベント | 18:27:34 | トラックバック(0) | コメント(0)