おそらく山梨最古のお土産 ぶどう入りの砂糖菓子 月の雫【バス小瀬コラボ企画】
ワタクシ的ポイント:
「月の雫(つきのしずく)」は、山梨のおみやげの中でも最も古くからあるお土産の一つです。
一見するとただの砂糖菓子に見えるのですが、中に生の甲州ぶどうが皮ごと・種ごと1粒入っています。生のぶどうを使っているので、お土産屋さんでもぶどうの収穫時期、収穫後に当たる秋と冬にしかおいていない、季節限定のお土産となっています。
その歴史は信玄餅はもちろん、笹子餅よりも古いと言われ、200年以上前の江戸時代に誕生したと言われています。製菓職人がぶどうの粒を誤って砂糖を煮詰めている鍋の中に落としてしまい、急いて拾い上げているとぶどうの粒の周りに砂糖が固まってしまっていました。それを食べてみると甘みとぶどうの風味がマッチしていて美味しかったという、まさに偶然の産物だったと言われています。そのお菓子を当時の甲府の権力者、柳沢吉里に献上した際に「月の雫」と命名されたそうです。
お菓子の外見からすると砂糖菓子のように見えますが、れっきとした生菓子です。原材料を見ると甲州ぶどう、砂糖、水飴の3種類だけしか使われていないシンプルなお菓子です。
▲砂糖菓子に見えますが、、、
▲中には甲州ぶどうがまるごと一粒入っています。
大きさはピンポン玉より一回り小さいサイズです。
▲ぶどう一粒大の大きさです。
頂いてみると、外はカリっとしてその後、ぶどうの溢れんばかりの果汁が染み出してとってもジューシー。言い伝え通り果汁の甘みと、砂糖の甘味がマッチして口の中で風味が広がります。
皮も種もありがすが、甲州ぶどうは皮ごと・種ごと食べられる品種なのでそのまま食べちゃってOKです(^^)
秋頃になるとお土産コーナーで見かけますので、見かけた際は季節限定の味を楽しんでみてください。
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バス小瀬コラボ企画:
この記事は、2013年から行っているバス小瀬(バスに乗ってみんなで小瀬に行こう)とのコラボ企画です。2015年はスタジアムに訪れた県外の人が買って帰れるような山梨のおみやげを紹介していきます。
バス小瀬で発行しているバス小瀬新聞(2015年10月24日号)の記事からQRコードでリンクするようになっています。
2015年のコラボ企画のバックナンバー一覧はコチラ
(バス小瀬コラボ企画の記事を読む)
バス小瀬とは、ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム試合当日、甲府駅発の臨時バスに乗ってみんなで楽しく小瀬に行こう!という集まりです。初めてスタジアムに行く方、1人でなくて応援する仲間とスタジアムに行きたい方、いっしょにサッカー談議をしたい方ぜひ利用してみてください。
詳しくはバス小瀬ブログをご覧下さい!
(バス小瀬ブログへ)
ワタクシも以前利用してみました。こちらはその時の記事です。
(ちなみにサッカー観戦は初めてで、一人で行ってきました(^^))
(バス小瀬の記事を読む)
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