桜2015 夜景と幻想的なライトアップ 八代ふるさと公園 笛吹市
ワタクシ的ポイント:
山梨県笛吹市にある絶景スポットです。丘陵にあり、甲府盆地を一望できる公園です。園内には広い芝生広場や遊具のほか、桜の木およそ300本と「甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら)」と呼ばれている2本の大きなソメイヨシノもあり、春の時期はお花見客で大変にぎわう公園です。景色、お花見、桜並木、一本桜と全てがそろったパーフェクトな公園です。
今年(2015年)はライトアップの方を見に来ました。夜は日中とは打って変わって静かです。見物客はいるもののまばらで、昼と夜でこんなに違うのかって感じるくらいでした。
ライトアップがイマイチなのかとも思えますが、実際見ると全然そんなことはありませんでした。むしろライトの当て方や使い方がうまく、桜の良さをさらに引き出したような演出はおそらく山梨で一番なんじゃないかと感じたくらいです。
では、そのライトアップを紹介します
ライトアップは遠くから見るとこんな感じです。実際は写真以上に暗いので、この距離からだとライトアップにあまり期待が持てない感じがあります。(ワタクシもそうでした(笑))
▲遠くから見るとぱっとしないですが。。。
公園に到着。まずは桜並木の方に入ってみると。。。おお!
点々と続く提灯の淡い明かりに桜の花が照らされてなんとも独特な雰囲気を出しています。
▲桜並木のライトアップ
そしてこちらの提灯、下のほうが繰り抜いてあって、地面をリング状の形でスポットライトのように点々と照らしています。この散った花びらが、またいいです(^^)
▲足元を点々と照らす提灯の光
甲府盆地の夜景と合わせると、眺めのいいところにこの桜があるのが分かります。
▲甲府盆地と桜
桜越しにのぞいてみましょう。遠くに神社の鳥居のようなオレンジ色の光が分かりますか?笈形焼きです。笈形焼きはこの時期に笛吹市で行われている行事です。実際は焼いてなくてライトなんですけどね(笑)
▲桜越しにのぞいた甲府盆地
では甲州蚕影桜の方に行ってみましょう。歩いて行ってもいいですが、坂で若干距離があるので車で行くといいでしょう。夜の時間なら問題なく車で行けます。
近くに来ました。
先ほどとは打って変わって鮮やかなピンク色をしたライトアップです。どことなく妖艶な雰囲気を出しています。最近では夫婦円満桜なんて呼ばれていたりもしますが、熟練カップルというよりアツアツの恋人同士というイメージです(なんのこっちゃw)。
まあ、とにかく見た時に思わず「おお!」って声を出してしまいましたw
▲甲州蚕影桜
このピンク色の正体。実は桜の色ではなくライトの色です。まあ反則といえば反則、桜本来の色が楽しめないといえばそうなんですが、こういう演出も一箇所くらいなら悪くないなって思いました。
▲ピンク色のライト
先ほどの笈形焼きと合わせてみました。
桜の真ん中に人が立っていますが、このシルエットが何とも言えずいいですね。
▲笈形焼きと甲州蚕影桜
そして全景です。すぐ近くに古墳があるんですが、そこの上から撮るより、少し南側から撮った方が甲府盆地がきれいにはいると思います。
▲全景
日中の桜も最初(2011年)に来た時はスゴイ!って思いましたが、ライトアップも予想以上にスゴかったです。おすすめのスポットです(^^)
見ごろ:
例年:4月上旬
2015年:4月5日時点で桜並木は散り始め、甲州蚕影桜は満開。
施設:
トイレ:あり 売店:なし(日中はあり) お花見の会:可 観光客:少ない(日中は多い)
場所とワタクシ的駐車場:
山梨県笛吹市八代町岡2223−1 笛吹市八代ふるさと公園
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この時間なら公園のどこの駐車場も空いています。甲州蚕影桜前にも停められます。
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その他:

桜の花2015 | 17:53:54 | トラックバック(0) | コメント(0)