戒壇廻り・暗闇を手探りで進んで鍵を探せ!甲斐善光寺(甲府市)
ワタクシ的ポイント:
善光寺といえば多くの人が長野県にある善光寺を思い浮かべると思いますが、実は山梨県甲府市にも善光寺があります。武田信玄公が川中島の戦いの戦火を避けて信州善光寺より本尊を移したのが始まりとされていて、区別するために甲斐善光寺と呼ばれることもあります。善光寺の本尊は「阿弥陀三尊像」ですが、秘仏であり7年に一度のご開帳の時にだけしか見ることが出来ません。
甲斐善光寺にも長野と同様に「戒壇廻り(かいだんめぐり)」をすることが出来ます。戒壇廻りとは、金堂下にある「心」の字をかたどる真っ暗な通路を通って鍵を探し、触れるこで御本尊と縁が結ばれ極楽浄土に行けるというものです。
今まで聞いたことはありましたがやったことはありませんでしたので、実際に体験してきました。
やってきました甲斐善光寺。こちらは山門です。かなり大きい立派な山門です。
酒折駅や善光寺駅から歩いて来る方は通る門ですが、車で来た人は駐車場が参道となりにあるので意識して見ないととスルーしてしまいます。
▲山門
こちらが参道、短いですが趣きのあって風情のある参道です。平日に来ましたが観光客は少なく静かな雰囲気です。
▲参道
こちらが本堂で金堂と呼ばれています。この中で戒壇廻りをします。仏像を拝むだけなら無料ですが、中に入るには拝観料が必要です。
▲金堂
ここから先は撮影不可なので体験話になります。
本堂の天井には二匹の巨大な龍が描かれてます。この場所は「鳴き龍」と呼ばれている場所で、手をたたくと共鳴現象が起こり、龍が鳴いているように聞こえます。
本堂の裏手の方に行くと地下に行く階段があります。そこから更に進むと。。。
完全に真っ暗ですΣ(゚Д゚)
僅かな明かりすらありません。
写真が撮れないのでイメージ写真を載せます。
▲完全なる闇。。。
目を閉じで歩いているのとほぼ同じ感覚、、、いや、音もないのでそれ以上の無の世界です。右も左も分からず行き止まりなのか道があるのか人がいるのかも分からりません。ここに入る前の様子だと通路自体は狭いようなので、通路の壁を頼りに文字通り手探りで進んでいきます。もちろん懐中電灯などの光が出るものは厳禁です。
本当に見つかるのか?と言うより出られるのか?と思いながら進んでいくと、金属っぽい物体を触った感触が出ました。よく触ってみると錠前のような形のようです。(この段階でも全然見えない)どうやらこれが鍵のようです。帰りもそのまま壁を伝って何とか出ることが出来ました。
想像以上に真っ暗で正直ビビりました(;・∀・)
何があるのか想像ができないので、下手なお化け屋敷よりよっぽと怖かったです。でもどこか神聖な感じもする不思議な空間でした。
バス小瀬コラボ企画:
この記事は、2013年から行っているバス小瀬(バスに乗ってみんなで小瀬に行こう)とのコラボ企画です。2014年は、バス小瀬利用者が使うであろう中央線や身延線の駅周辺の観光スポットを案内する企画になっています。せっかく山梨に来るんだからサッカー観戦だけでなく、山梨のグルメやちょっとした観光スポットを楽しんでもらえればと思っています。
バス小瀬で発行しているバス小瀬新聞(2014年5月24日号)の記事からQRコードでリンクするようになっています。
2014年のコラボ企画のバックナンバー一覧はコチラ
(バス小瀬コラボ企画の記事を読む)
バス小瀬とは、ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム試合当日、甲府駅発の臨時バスに乗ってみんなで楽しく小瀬に行こう!という集まりです。初めてスタジアムに行く方、1人でなくて応援する仲間とスタジアムに行きたい方、いっしょにサッカー談議をしたい方ぜひ利用してみてください。
詳しくはバス小瀬ブログをご覧下さい!
(バス小瀬ブログへ)
ワタクシも以前利用してみました。こちらはその時の記事です。
(ちなみにサッカー観戦は初めてで、一人で行ってきました(^^))
(バス小瀬の記事を読む)
営業時間:
午前9時~午後4時30分 拝観料大人500円、小学生250円
場所とワタクシ的駐車場:
山梨県甲府市善光寺3-36-1 甲斐善光寺
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